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台風の日はみんなで防災体験!非常食とカードゲーム|放課後等デイサービス SOU NEXT牧港(浦添市)

SOU NEXT 牧港

「あったかい!」
広げた防災用のアルミシートにくるまり、Aさん(小学6年生)が目を輝かせました。その弾んだ声を聞いて、他のお友達も楽しそうにシートの下へ潜り込んできます。

本来は川遊びの予定でしたが、台風の影響で急遽中止になってしまったこの日。朝はとても残念そうな表情を見せていたAさんでしたが、いざ防災バッグの中身を確認する活動が始まると、興味津々な様子で参加してくれました。

浦添市牧港にある放課後等デイサービス「SOU NEXT牧港」では、台風などで急な予定変更があった際も、ただ室内で過ごすだけでなく、その時間を有意義な学びへと繋げる工夫を行っています。

今回は、いざという時に役立つ「台風の日の防災体験」の様子と、そこから見える子どもたちの成長の姿についてお伝えします🌱

何をしたか

急な予定変更に伴い、今回は「防災」をテーマにした室内活動を実施しました。お子さんたちが興味を持って取り組めるよう、以下の流れで体験型の学びを行いました。

  • 作戦会議(台風の状況確認)
    まずは「今は外に台風が来ているね。強い風のときはどんなことに気をつけたらいいかな?」とみんなで話し合い、現状を正しく認識する時間を作りました。
  • 防災バッグの中身チェック
    事業所に備えている「非常持ち出し袋」を実際に開けました。アルミシートや救急セットなど、何が入っているのか、なぜそれが必要なのかを一つひとつ確認し、実践的な知識を学びます。
  • 停電体験&非常食おやつタイム
    部屋の電気を消し、LEDランタンや電池式キャンドルを灯して擬似的な「停電体験」を行いました。少し薄暗い雰囲気の中で、フルーツの缶詰やパンといった非常食を実食。普段は開け慣れない缶詰のプルタブに苦戦する様子も見られましたが、無事に開けることができるととても嬉しそうに、そして美味しそうに食べていました。


  • 防災カードゲーム
    おやつの後は「防災カード(たいふう編)」を使用しました。「このカードはこっちじゃない?」「こう並べるんだよ」とお友達同士で積極的に話し合いながら、楽しく防災の知識を深めました。

安全のための取り組み

放課後等デイサービス SOU NEXT牧港では、お子さんたちが安全に、そして安心して活動に参加できるよう、開始前に必ず「3つのお約束」を共有しています。

今回の活動では、以下のルールを設けました。

  1. 暗くなっても絶対に走らない
    停電時に走ると物にぶつかりケガにつながる危険性を伝え、落ち着いて座って過ごす練習をしました。
  2. 火を使わない「安全な明かり」を使う
    本物の火の代わりにLEDランタンなどを使用し、火の扱いに関する注意を促しています。
  3. 「もしも」の時を考えて楽しく学ぶ
    怖がらせるのではなく、「みんなでどう過ごすか作戦会議をしよう」と前向きな声かけを行いました。

また、暗闇やリアルな台風の音に対して恐怖心を感じるお子さんへの配慮も欠かせません。無理に部屋を真っ暗にすることはせず、職員が隣に寄り添って「先生がいるから安全だよ」「キャンプみたいで楽しいね」と声をかけ、不安を安心に変えるよう細心の注意を払いました。

非常食の体験においては、普段とは違う食べ物を口にするため、事前の食物アレルギーの確認を徹底しています。さらに、慌てて食べて喉に詰まらせること(誤嚥・ごえん)がないよう、職員が近くで見守りながら安全に配慮して食事を進めました。

発達の視点から

今回の活動では、遊びの要素を取り入れながら、大きく2つの発達支援の観点にアプローチしています。

1. 環境変化への適応力(コーピングスキル)の育成
発達に特性のあるお子さんの中には、急な予定変更に見通しが立たず、強い不安を感じたりパニックになってしまったりするケースが少なくありません。今回のAさんも、楽しみにしていた川遊びが中止となり、最初は気持ちの切り替えが難しい様子でした。

しかし、防災バッグという新しい興味の対象を見つけ、自ら「あったかい!」と楽しむ姿が見られました。これは、予期せぬ事態に対して自分なりに楽しみを見つけ、心を落ち着かせる「環境変化への適応力」が育っている証拠です。また、実際に部屋を暗くして停電を体験しておくことで、「暗闇=怖いもの」という不安を減らし、いざという時にも落ち着いて行動するための練習にもなっています。

2. 他者との協調性(コミュニケーション能力)の向上
防災カードゲームの場面では、職員が一方的に正解を教えるのではなく、お子さん同士で「これはこっちじゃない?」と話し合いながらカードを並べる姿が見られました。また、アルミシートを広げた際にも、一人で独占するのではなく、お友達を招き入れて一緒に暖かさを共有していました。


不安を感じやすい状況や、一つの課題に取り組む場面において、周りのお友達と協力し合い、自分の意見を伝えながら相手の意見も聞くという、社会生活において非常に大切なコミュニケーションの力が育まれています。

ご家庭でもできること

ご家庭で過ごす時間が長くなる台風の日は、防災について親子で話す良い機会になります。

今日からご家庭でもできるおすすめの関わり方は、お子さんと一緒に「停電時の楽しみ方会議」を開いてみることです。

「もし電気が消えたら、何をして遊ぼうか?」「しりとりをしようか」「懐中電灯で影絵を作ってみよう」など、道具がなくてもできる遊びを事前に話し合って決めておいてみてください。
いざという時の対応をあらかじめ知っておくことで、お子さんの不安を大きく減らすことができます。また、話し合うこと自体が「もしもの時も家族がいるから大丈夫」という安心感につながります。次の台風の機会に、ぜひ試してみてください😊

まとめ

今回は、台風による急な予定変更を活かした「防災体験」の様子をご紹介しました。

放課後等デイサービス SOU NEXT牧港(浦添市)では、日々の予期せぬ出来事も、子どもたちが社会で生き抜くための「適応力」や「生活スキル」を育む大切な機会として捉えています。お子さんの興味を引き出しながら、実生活に役立つ支援を今後も続けてまいります🍀

【見学・ご相談を受け付けています】

「うちの子に合うだろうか」と迷われている段階で構いません。

まずは一度、見にいらしてください。

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