苦手も克服!仲間と深める公園遊びの療育|放課後等デイサービス SOU NEXT牧港(浦添市)
「僕も実はちょっと怖いんだ。だから一緒に捕まえるの、協力してくれないかな?」
土曜日の太陽が眩しいお昼頃、浦添市にある伊祖公園で、そんなスタッフのまっすぐで素直な声が響きました。🌱 声の先にいたのは、普段は虫が苦手な小学6年生の男の子です。目の前には大きなカマキリ。最初は「無理無理!」と後ろに引いていた男の子でしたが、自分と同じようにちょっとドキドキしているスタッフの言葉を聞いて、目つきが変わりました。
手に持った虫とり網をしっかり握り直し、そっとカマキリへ近づけていきます。見事にカマキリを網の中へ捕まえた瞬間、男の子の顔にはとびきりの笑顔が弾けました。「取れた!取れたよ!」と声を弾ませる姿に、周りにいたお友達からも「すごい!」「やったね!」と大きな歓声があがりました。
放課後等デイサービス SOU NEXT牧港では、このように子どもたちの「やってみたい」「できた!」という自信の芽を大切に育む療育を行っています。今回は、子どもたちが大盛り上がりとなった「虫取りバトル」の活動の様子をご紹介します。
何をしたか
土曜日の活動として、浦添市の自然豊かな伊祖公園へお出かけし、「虫取りバトル」を開催しました。🌿
「虫取りバトル」は単に虫を探すだけでなく、見つけた虫の種類や大きさに応じてポイントを設定し、チームで協力しながら目標ポイントを目指す特別ルールです。個人戦ではなくチーム戦にすることで、「自分は虫を捕まえるのが得意だからリードするね」「僕は網を構えて待つよ」といった、子ども同士の助け合いやコミュニケーションが自然と生まれる工夫を取り入れました。
使った道具は、子ども一人ひとりが扱いやすい虫あみと虫とりかご、そして熱中症対策のための水筒です。活動時間は全体で約1時間。夢中になりすぎて疲れてしまわないよう、15分ごとに必ず5分間の休憩と水分補給タイムを挟みながら進めました。☀️
子どもたちの様子は本当に様々です。虫が大好きな子は、草むらをかき分けるようにしてバッタやトカゲを積極的に探し回っていました。一方で、虫に触るのが少し苦手な子もいます。しかし、今回のチーム戦では「手で触るのは嫌だけど、網を使って捕まえるのは好き!」「カゴのフタを開け閉めする係ならできるよ」といったように、それぞれの得意なことやできる形でみんながチームに貢献していました。
冒頭でご紹介した6年生の男の子も、スタッフの素直な声かけに背中を押され、虫への恐怖心を乗り越えて大きなカマキリを一緒に捕まえることができました。「苦手だったけれどできた!」という経験は、子どもにとってかけがえのない大きな成功体験となります。


安全のための取り組み
公園での野外活動を安全に、そして子どもたちが安心して思い切り楽しむために、SOU NEXT牧港では事前の準備と現場での見守り体制を徹底しています。
まず最も重視したのが「熱中症対策」です。活動中は15分おきにタイマーを鳴らし、全員で日陰に集まって休憩をとりました。単に「水分を取ってね」と声をかけるだけでなく、スタッフが子ども一人ひとりの水筒を確認し、実際にゴクゴクと水分を飲んでいるかどうかの目視確認まで行いました。子どもたちは遊ぶことに夢中になると自分の喉の渇きに気づきにくいため、このように確実な水分補給のサポートを実施しています。
次に「危険な生き物への対策」です。沖縄の豊かな自然の中には、ハチや毒を持った毛虫など注意が必要な生き物も潜んでいます。そのため、活動前の事前説明で「毒がある虫もいるかもしれないから、網で虫を捕まえたら、手で触る前に必ずスタッフを呼んでね」というルールを徹底しました。子どもたちもこの約束をしっかりと守り、安全に配慮しながら楽しむことができました。
さらに「迷子防止と見守り体制」の強化です。伊祖公園は緑が多く広々とした空間です。チームごとに移動する際、学年や発達の特性に合わせてスタッフを1名以上必ず配置しました。狭いエリアや視界が遮られやすい場所でも決して子どもから目を離さず、全体の配置バランスを調整しながら、安全な可視範囲内で活動できるよう見守りました。保護者の皆様にも安心してお子様をお預けいただけるよう、細心の注意を払って療育を行っています。
発達の視点から
今回の「虫取りバトル」は、子どもたちにとって楽しい遊びであると同時に、専門的な発達支援の視点に基づいた療育の場でもあります。放課後等デイサービス SOU NEXT牧港では、日々のあらゆる活動に発達を促す工夫を取り入れています。
1つ目の視点:微細運動とビジョントレーニング
草むらの中に隠れている小さなバッタや昆虫を見つけるには、背景と同化している生き物を目でしっかり捉える「視覚的な探索能力(ビジョントレーニング)」が必要となります。また、見つけた虫を網で狙いを定めて捕まえたり、虫を傷つけないように指先で優しくつまんで虫かごに入れたりする動作は、手先の細かなコントロール能力である「微細運動」を強く刺激します。この日も、手元に全神経を集中させながら力加減を調整し、そっと虫を扱う子どもたちの集中した表情がたくさん観察できました。
2つ目の視点:社会的ルールの実践
「虫あみを交代で順番こに使う」「スタッフが決めた危険エリアや見えない範囲からは出ない」「チームの友達と協力して行動する」といった集団での社会的ルールを、実際の活動の中で体験的に学びました。机の上でルールを学ぶだけでなく、魅力的な遊具や自然がある広大な公園という場面でルールを守る体験を重ねることで、子どもたちは自分の感情や衝動をコントロールする自己統制力や、お友達を思いやる社会性を自然と身につけていきます。


ご家庭でもできること
施設での取り組みをご家庭での療育やコミュニケーションにも活かしていただけるよう、簡単に取り組めるおすすめの活動をご紹介します。
今回おすすめするのは、おうちでできる「小さな宝探しゲーム」です。
やり方はとても簡単です。小さなシールや、小さく丸めた折り紙・クッキーなどを部屋のあちこち(テーブルの裏や棚のすき間など)に隠し、お子様に探してもらう遊びです。見つけた宝ものは、落とさないように指先で優しくつまんで箱へ集めてもらいます。
この遊びが良い理由は、虫取りと同じように、遊び感覚で「目で探す力(ビジョントレーニング)」と「指先の力加減を調整してつまむ力(微細運動)」を自然に養うことができるからです。ご家族で「どちらが多く見つけられるかな?」とゲーム感覚で楽しむことで、おうち時間も素晴らしい発達支援の機会になりますので、ぜひ試してみてくださいね。🍀
まとめ
今回は、浦添市の伊祖公園で行った放課後等デイサービス SOU NEXT牧港の「虫取りバトル」の様子をお届けしました。
最初は「虫が怖くて触れない」と言っていた子が、スタッフの寄り添うような声かけとチームのお友達の応援を受けて挑戦し、見さに成功体験を得ることができました。自然の中でのびのびと体を動かしながら、運動面や社会性の発達を促すことができるのは、集団での体験型療育ならではの魅力です。
放課後等デイサービス SOU NEXT牧港では、お子様一人ひとりの「得意」や「チャレンジしたい気持ち」に寄り添い、小さな「できた!」を積み重ねるサポートを行っています。😊
「うちの子も集団活動になじめるかしら」「どんな雰囲気で過ごしているのか見てみたい」と比較検討されている保護者の皆様、ぜひ一度実際の雰囲気を見にいらっしゃいませんか?見学やご相談は随時受け付けておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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