目を閉じてバランス感覚UP!3歩チャレンジ|児童発達支援 SOU PERSONAL 経塚(浦添市経塚)
「そーっと、そーっと……あ、着いた!」
目をギュッとつむり、おそるおそる3歩だけ前に進むお子さま。「いいよ、目を開けてみて!」というスタッフの声でゆっくり目を開けると、目標のマークの上にピタッと自分の足が乗っていました。「やったー!できた!」と驚きと喜びに満ちた笑顔がパッと弾けた瞬間は、お子さまの身体と感覚がしっかりと繋がった感動的な場面でした。
児童発達支援 SOU PERSONAL 経塚(沖縄県浦添市経塚)では、お届けする療育のすべてに、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士といった専門職の視点を取り入れています。
この記事では、当事業所が大切にしている「からだとことばを同時に伸ばす」こだわりの専門的プログラムと、その科学的な効果について詳しくご紹介します。
目次
視覚に頼らずゴールへ!「目を開けて・閉じて3歩チャレンジ」
「よく物にぶつかってしまう」「姿勢を真っ直ぐに保つのが苦手」といったお困り感はありませんか?今回は、足裏からの感覚を研ぎ澄ませて自分の身体をコントロールする「目を開けて・閉じて3歩チャレンジ」をご紹介します。
まずは目を開けて3歩歩き、距離感を確かめます。次に、目を閉じて同じように3歩進みます。人間は普段、バランスをとるために視覚情報に大きく頼っていますが、あえて目を閉じることで、足の裏から伝わる感覚(固有感覚・深部感覚)にグッと集中することができます。「見えない」というドキドキ感を乗り越え、ピタッと目標にたどり着いた時の達成感が、お子さまの大きな自信へと繋がっていきます。
安心・安全に活動するための環境づくり
「目を閉じて歩く」という活動は、お子さまにとって大きな不安や恐怖を伴うだけでなく、転倒のリスクも高まります。児童発達支援 SOU PERSONAL 経塚(沖縄県浦添市経塚)では、不安を取り除き、安全に挑戦できる環境づくりを徹底しています。
活動スペースには段差や障害物が一切ない状態を作り、床にはクッション性の高い安全なマットを敷き詰めています。また、スタッフは常にお子さまのすぐ横に付き添い、万が一バランスを崩した際にも一瞬で身体を支えられる体制(スポッティング)を整えています。「先生が絶対に見守っているから大丈夫だよ」という安心感があるからこそ、子どもたちは視覚を遮るという難しいチャレンジに前向きに取り組むことができます。
「視覚を遮って動く」PT・OTの科学的アプローチ
ただのゲームのように見えますが、専門職の視点から見ると、お子さまの運動の土台づくりに欠かせない緻密なねらいが隠されています。


- 【理学療法士(PT)の視点:バランス能力と姿勢調整】人は視覚・前庭覚(耳の奥)・体性感覚(足裏など)の3つを統合してバランスを保ちます。この活動では、あえて視覚情報を遮断することで、足裏から伝わる床の感覚(体性感覚)をフルに活用させます。以前は、少し足元が不安定になったり視線が外れたりするだけで、すぐにバランスを崩して転んでしまっていたお子さまも、この活動を重ねることで足裏の感覚が研ぎ澄まされてきました。今では、視覚に頼らずとも重心の変化を感じ取り、倒れないよう瞬時に筋肉をコントロールできるまでに成長し、日常生活でも転びにくく、崩れない姿勢を保てるようになっています。
- 【作業療法士(OT)の視点:固有感覚と身体図式】
「今、自分の足がどれくらい前に出ているか」「膝がどのくらい曲がっているか」を、目で確認せずに筋肉や関節の感覚(固有感覚・深部感覚)だけで把握する力を鍛えます。以前は自分の身体の幅や距離感が掴めず、よく壁や人にぶつかってしまったり、「見えないと怖い」と一歩も動けなかったお子さまもいました。しかし感覚が育つことで、脳内に正確な「自分の身体の地図(身体図式)」が描かれるようになり、今では目を閉じたまま自信を持ってスッと3歩進み、ピタッと目標に止まれるほど、日々の不器用さが大きく改善しています。
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ご家庭でできること〜お布団での目隠しタッチ〜
ご家庭でも楽しく固有感覚を育む方法として、お布団の上での「目隠しタッチアイコンタクト」をご紹介します。
柔らかいお布団の上で、お子さまに目を閉じてもらい、「お母さんの手はどーこだ?」と近くで声をかけてタッチしてもらいます。見事タッチできた瞬間に「ピンポーン!」と効果音をつけ、パチッと目を合わせてから「すごい!よく分かったね!」と笑顔で返す(1秒の共同注意)ことで、見えない不安が楽しい遊びに変わり、身体の感覚に意識を向ける力が育ちます。
ですが、毎日の家事や育児、お仕事に追われる中で、「子どもがよく壁にぶつかったり、コップを倒したりする姿を見て、どうしても『ちゃんと前を見て!』『気をつけて!』と毎日注意ばかりになってしまい、イライラして自己嫌悪になる…」と感じられるのはごく自然なことです。どうか、ご自身を責めないでください。
ご家庭は、お子さまにとって何よりも「ホッと安心できる場所」であってくれれば十分です。怪我のリスクを伴うバランス訓練や、身体の感覚を育てるための専門的で段階的な課題設定は、すべて児童発達支援 SOU PERSONAL 経塚(沖縄県浦添市経塚)のプロフェッショナルにお任せください。私たちが責任を持ってお子さまの確かな成長の土台を築き、保護者様が少しでも「心のゆとり」を持って笑顔でお子さまと向き合えるよう、全力でサポートさせていただきます。
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