子どもの癇癪で物を投げる…どうしたらいい?〜すぐ怒る時の対応と家庭でできること〜|児童発達支援 SOU FIRSTうるま安慶名Lab(うるま市)
思い通りにいかないことがあると、大きな声で泣き、近くにある物を投げてしまうことがあるお子様がいました。
保護者様からも、
「癇癪になると物を投げてしまう」
「こういう時、どうやって落ち着かせたらいいですか?」
といったご相談をいただくことがあります💭
今回は、癇癪が起きた時に安慶名Labでどのように関わっているのか、実際の支援の一例も交えながらご紹介します🌱
「すぐ怒る・物を投げる」には、それぞれ理由や背景がある👀

一見すると「急に怒った」「小さなことで怒っている」ように見えても、その前には何かきっかけがあることがあります。
例えば、
- 「思い通りにいかなかった」
- 「まだやりたかった」
- 「嫌なことがあった」
- 「自分の気持ちをうまく伝えられなかった」
など、子どもなりの理由が隠れていることがあります💡
また、同じ「泣く・怒る・物を投げる」という行動でも、背景は一人ひとり異なります。
- 「誰かに気づいてほしい」
- 「かまってほしい」
- 「イライラした気持ちを発散したい」
- 「嫌なことから離れたい」
- 「やりたいことや欲しいものを伝えたい」
など、行動そのものが、子どもなりの「伝え方」になっていることもあります。
ABA(応用行動分析)では、行動そのものだけを見るのではなく、その行動の前に何があったのか、その行動によって何が起きているのかにも注目しながら、行動の背景や役割を考えていきます🔍
安慶名Labでも、「物を投げた」「大きな声で泣いた」という行動だけで判断するのではなく、
「その前に何があったのかな?」
「この子は何を伝えたかったのかな?」
という視点で背景を確認するようにしています🤝
癇癪が起きた時、安慶名Labではどう関わる?🛡️
癇癪が起きた時にまず大切にしているのは、安全を確保することです⚠️
物を投げた時🧸

物を投げた時には、まず周囲の安全を確認します。
言葉での理解ができる児童には、子どもが分かりやすいように、「危ないよ」「投げないよ」など短く端的に伝えます。
一方で、言葉だけでは伝わりにくい児童もいます。その場合には、無理に言葉で理解させようとするのではなく、安全を優先し、投げた物や投げそうな物を取り除くなど、環境を整えます✨
その上で、落ち着いてから、なぜ物を投げたのか、何が嫌だったのかなど、その子の様子や行動の背景を確認していきます。
大切なのは、同じ言葉や方法を全員に当てはめるのではなく、その子の理解の仕方や発達段階に合わせて関わることです。一人ひとりに寄り添っていきます🌈
泣いて怒っている時😢

怒っている最中の対応は、その子によって異なります。
たくさん声をかけることで、さらに気持ちが高ぶってしまうこともあります。
そのため、まずは
「嫌だったね」
「怒っていいんだよ」
と、怒っている気持ちそのものを受け止めます🍵
その後、
「落ち着いてから、またお話ししようね」
「おこりんぼが終わったら教えてね」
と声をかけ、少し距離を取りながら見守ることもあります⏳
安全に落ち着ける環境をつくる🌿

その場で癇癪が起きた場合には、
- 周りに危ない物がないか
- ぶつかってしまう場所はないか
- 物を投げてしまう可能性はないか
などを確認します。
暴れたり、周囲への危害につながる可能性がある場合には、クールダウンできる部屋へ移動して落ち着くまで対応することもあります🛋️
また、同じ場所にいることで気持ちが切り替わりにくい場合には、場所を変えることで落ち着けることもあります🚪
落ち着いた後に一緒に振り返る💬

気持ちが落ち着いてから、
「何が嫌だった?」
「どうして怒っていたの?」
と理由を確認します。
本人から理由を聞くことができた時には、
「嫌だったんだね」
「そういうことだったんだね」
と気持ちに共感します🌸
その上で、
「次はどうしたらよかったかな?」
「次はどうしようか?」
と、次に同じような場面があった時の伝え方や行動を一緒に考えていきます✨
行動を止めるだけでなく、「次の伝え方」につなげる🗣️

癇癪への支援では、物を投げることや大きな声で泣くことをただ止めるだけではなく、その行動の代わりに使える伝え方や方法を増やしていくことも大切にしています🌱
実際に、思い通りにいかないことがあると、大きな声で泣いたり、物を投げたりする姿が見られる児童がいました。
その際は、まず「嫌だったね」「怒っているんだね」と気持ちを受け止めながら、落ち着いてからどうしたらよかったかを一緒に考えていきました。
「物を投げると危ないこと」「人には投げないこと」を伝え、イライラした時の別の伝え方や発散方法も一緒に考えています。
こうした関わりを続ける中で、物を投げるのではなく、「イライラする」「怒ってる」と言葉で気持ちを伝える場面が増えてきています👏✨
行動をなくすことだけを目標にするのではなく、
「本当は何を伝えたかったのか」
「次はどんな方法で伝えられるか」
を一緒に考えながら、その子に合った伝え方を増やしていくことを大切にしています☀️
ご家庭でできる関わり方🏠
ご家庭で癇癪が起きた時も、まずは安全を優先することが大切です🌿
① まずは安全を確保する🛡️
物を投げそうな時には、周囲に危険な物がないか確認し、必要に応じて少し離すなど、安全な環境をつくります。
② 気持ちが高ぶっている時は、伝えすぎない🤫
怒っている最中にたくさん説明するよりも、
「嫌だったね」
「落ち着いてから話そうね」
など、短い言葉で伝える方が落ち着きやすいこともあります。
③ 落ち着いてから理由を聞く👂
気持ちが落ち着いてから、
「何が嫌だった?」
「どうしたかった?」
と、その時の気持ちを一緒に振り返ります。
④ 次に使える言葉を一緒に考える🗣️
- 「嫌だった」
- 「もう一回したい」
- 「イライラする」
- 「怒ってる」
など、物を投げたり大きな声で伝えたりする代わりに使える言葉を一緒に考えていきます💬
📚 あわせて読みたい
癇癪が起きた時の「気持ちの伝え方」や、お友達との関わりについてはこちらの記事でもご紹介しています。
▶ 「社会性ってどうやって育つの?|順番・ルール・気持ちの伝え方」
また、子どもたちが自分の気持ちや考えを言葉で伝えていくための関わりについてはこちら。
最後に🌟
癇癪をその場で止めることだけを目標にするのではなく、「この子は何を伝えたかったのかな?」と背景を見ながら、落ち着いた後に次の伝え方を一緒に考えていくことが大切です。🌱
安慶名Labでも、一人ひとりの様子に合わせながら、安心して気持ちを表現できる方法を一緒に探していきます。😊
「癇癪がひどくてどう関わればいいか悩んでいる」「家での対応に困っている」など、お子様の発達で気になることがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。🤝✨
📩 お問合せ
児童発達支援 SOU FIRSTうるま安慶名Lab
〒904-2214
沖縄県うるま市安慶名2丁目23-40 ハッピーテナント1号
TEL:080-9855-7160(担当:與座)
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