社会性ってどうやって育つの?|順番・ルール・気持ちの伝え方|児童発達支援 SOU FIRSTうるま安慶名Lab(うるま市)
「一番にやりたい!」
子どもたちにとって、一番になりたいという気持ちは、成長の中で見られる自然な姿の一つです。
集団活動の中で一番にこだわり、前のお友達を押してしまうことがあったAくん。
順番が目で見て分かるように番号を使い、繰り返し経験する中で、今では自分の番が呼ばれるまで椅子に座って待てるようになりました。
安慶名Labでは、「順番を守ってね」と伝えるだけではなく、どうしたら分かりやすいのか、どうしたら待つことができるのかを考えながら支援しています。
沖縄県うるま市安慶名の児童発達支援 SOU FIRSTうるま安慶名Labでは、SSTや集団活動、お友達との日々の関わりを通して、社会性を育む支援を行っています。
今回は、「順番を待つこと」「ルールを理解すること」「気持ちを伝えること」について、安慶名Labで実際に行っている関わりをご紹介します。
🎟️「順番を待つ」を分かりやすく

安慶名Labでは、ゲームなど順番に参加する活動の中で、「早くやりたい」「一番にやりたい」という気持ちから、順番にこだわるお子様も多くいます。
そこで、活動が始まる前に絵カードを使ってルールを伝えています。
例えば、
- 並んだ順番です
- 前のお友達の後ろで待ちます
- 順番に進みます
- 一番じゃなくても大丈夫です
- 自分の番号の椅子に座ります
- 番号が呼ばれたらゲームができます
など、これから何をするのかを事前に確認します。
また、待つ場所となる椅子には番号を貼り、配られた番号と同じ番号の椅子に座ります。
「呼ばれた番号から順番だよ」と伝えながら、どこで待つのか、自分の番はいつなのかが目で見て分かる環境をつくっています。
こうした取り組みを繰り返しながら、「自分の番号の椅子に座る」「番号が呼ばれるまで待つ」という流れを少しずつ身につけていきます。
数字を読むことが難しいお子様には、支援員が「待ってね、順番だよ」と個別に伝えながら、一緒に誘導しています。
🧩「ダメ」だけではなく、ルールを理解できるように

「危ないよ」「ダメだよ」と伝えると、その場では一度立ち止まることができても、また同じことを繰り返してしまうことがあります。
そんなとき、「言うことを聞いていない」と捉えるのではなく、そもそもルールを十分に理解できているのかな?というところから考えます。
そのため安慶名Labでは、言葉で伝えるだけではなく、絵カードを使って実際の場面をイメージしやすくしたり、SSTの中でロールプレイを行ったりしています。
一度伝えて終わりではなく、繰り返し行うことで、少しずつルールへの理解を育んでいきます。
また、自由遊びの中でのお友達とのやり取りも大切にしています。
必要に応じて支援員が間に入りながら、実際のやり取りを通して少しずつルールを身につけられるよう支援しています。
🗣️自分の気持ちを「ことば」で伝える

「一番になりたい」「まだやりたい」という気持ちそのものをなくすことが目的ではありません。
その気持ちを受け止めながら、集団の中で過ごしていくために、「待つ」「相手に伝える」といった方法を少しずつ経験していきます。
順番を守れず癇癪になったときにも、
「やりたかったね」
「悔しかったね」
と、まずはお子様の気持ちを代弁します。
SSTでは、感情について知る活動も行っています。
「この顔はどんな顔?」
「どんなときにこんな顔になる?」
など、表情を見ながら一緒に考えます。
また、実際のお友達とのやり取りでは、
「今は〇〇がしたい?」
「『一緒に遊ぼう』だね。一緒に言ってみよう」
など、使える言葉の引き出しを増やせるように関わっています。
自分の言葉で伝えることができたときには、
「〇〇って言えたね、すごいね」
と、できたことを具体的に伝えています。
🏡ご家庭でもできること
「まだやりたい」「今すぐやりたい」という気持ちが強いと、待つことや切り替えることが難しい場面もあります。
そんなとき、すぐに上手に待てることを目指すのではなく、「少し待てた」という経験を見つけることも大切です。
例えば、タイマーや「これが終わったら次は〇〇だよ」と見通しを伝えたあと、少しでも待つことができたら、
「待てたね」
「タイマーが鳴るまで待てたね」
のように、実際にその子ができたことを具体的に伝えます。
最初から長い時間待つことが難しい場合は、短い時間から始め、「待てた」という経験を少しずつ積み重ねていく方法もあります。
一番になりたい、まだやりたいという気持ちも大切にしながら、その中で少しずつ「待つ」経験を増やしていきます。
🌟最後に
順番を待つこと、ルールを理解すること、自分の気持ちを伝えること。
安慶名Labでは、絵カードや番号など目で見て分かる工夫、SSTでのロールプレイ、お友達との実際のやり取りなど、さまざまな経験を通して支援しています。
最初から上手にできなくても、「少し待てた」「言葉で伝えられた」そんな一つひとつの経験を大切にしながら、一人ひとりのペースで育んでいきます。
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▶ 子どもたちの「できた!」を支えるスモールステップ|児童発達支援 SOU FIRSTうるま安慶名Lab
🚐次回予告
次回は、「安慶名Labではどんなふうに過ごしているの?」をテーマに、園へのお迎えから活動、帰りの準備まで、安慶名Labでの1日の流れをご紹介します。
普段なかなか見ることのできない、お子様たちの事業所での過ごし方をお届けします。どうぞお楽しみに✨
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児童発達支援 SOU FIRSTうるま安慶名Lab
〒904-2214
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