ボールキャッチや書字の苦手に関係する「見る力」とは? | 児童発達支援 SOU PERSONAL 北谷 (北谷町)
点と点を真剣な眼差しで見つめていたKくんが、線をスッと引いて見本と同じ形を完成させると「できた、一緒になった!」と満面の笑顔ではじけました!
児童発達支援 SOU PERSONAL 北谷(沖縄県中頭郡北谷町北谷)では、机上の学習課題だけでなく、身体を大きく動かす運動プログラムの中でも「見る力」を育むビジョントレーニングを取り入れています。
この記事では、お子様の「見る力」が引き起こす困り感と、当事業所で実践している安全なアプローチについてご紹介します。
【1】学習や日常生活の土台を作る!当事業所(北谷)の「ビジョントレーニング」
「ボールがキャッチできない」「教科書を読むとどこを読んでいるか分からなくなる」「マス目や行から文字が大きくはみ出してしまう」とお悩みではありませんか? 当事業所がある北谷町北谷エリアでも、こうした「見た情報をうまく処理できない困り感」についてのご相談を多くいただきます。
「見る力(視覚機能)」とは、単に視力(目の良さ)だけでなく、目から入った情報を正確に捉えて頭で理解し、手足の動きへと連動させる総合的な機能のことです。当事業所(SOU PERSONAL 北谷)では、机上課題だけでなく運動も組み合わせながら、以下の「見る力」の要素を効果的にトレーニングしています👀
1. 眼球運動(がんきゅううんどう)
目をスムーズに動かしたりピントを合わせる力です。

- 注視(ちゅうし): 見たいものに対して視線を固定してじっと見つめる力⇨絵本やお手本を見る土台💡
- 追従性(ついじゅうせい)眼球運動: 動くものを滑らかに目で追いかける力⇨ボールなど動きを捉える土台💡
- 跳躍性(ちょうやくせい)眼球運動: 1点から別の点へ目線を素早く移動させる力⇨文章を読む、板書を写す、ものを探す土台💡
- 輻輳性(ふくそうせい)眼球運動: 近くのものを見る時に寄り目にする力⇨絵本を読む、文字を書く、細かい作業の土台💡
2. 視空間認知(しくうかんにんち)
ものの形や位置、距離感を正確に捉える力です。ここが弱いと文字の形を覚えることや手先を使った工作・図形問題が苦手になりやすく、鏡文字を頻繁に書く原因にもなります。
3. 目と体の協応(きょうおう)
見た情報を正しく認識し、それに合わせて手足や体を適切に動かす力です。飛んできたボールを目で捉えてタイミングよくキャッチしたり、見本を見ながら正しく手先を動かして文字を書いたりする日常動作に直結しています!
【2】安全のための取り組み:無理なく楽しく取り組む「スモールステップと見本提示」
目を動かすトレーニングは脳や目の筋肉に負担がかかりやすいため、無理強いや失敗体験の蓄積は避けなければなりません。北谷町の当事業所では、心理的な安心感を確保するため、以下の安全配慮を徹底しています☺️
- 好きなものから短時間の「遊び感覚」でスタート: 最初から難しい課題を求めず、お子様の好きなイラストやキャラクターカードを使い、短時間でゲーム感覚・遊び感覚で楽しめる工夫から始めます。
- スタッフの見本提示(モデリング): 言葉の指示だけでなく、まずは大人が実際にやって見せます。視覚的にやり方を理解しやすくすることで安心感を与え、「一緒に楽しくやる」雰囲気を大切にサポートします。
【3】発達の視点から:ビジョントレーニングが育む「眼球運動」と「手と目の協調」
当事業所(SOU PERSONAL 北谷)では、机上の認知課題とダイナミックな運動課題を組み合わせることで、脳の認知機能や身体の使い方を多角的に刺激しています。特に以下の2つの視点に着目して観察を行っています。
① 目を思い通り滑らかに動かす「眼球運動」と「視空間認知」の獲得
机上課題で実施する「点つなぎ」では、点から点へ素早く視線を飛ばす跳躍性眼球運動(複数の目標物へ素早く焦点を合わせる力)や、全体の形を捉える視空間認知(ものの位置や形、距離感を頭で正確に把握する力)が養われます⭐️


さらにレベルアップとして前方に見本を貼り、手元と前方を行き来させながら板書(黒板の文字を写すこと)を想定した視線移動の練習も導入しています。目を上下左右に意図通り動かせるようになることで行飛ばしがなくなり、学校での読み書きをスムーズに行う大きな土台が形成されます。

② 手先や全身の動きを連動させる「手と目の協調」の強化
運動課題で行う「プールスティックジャンプ」や「くぐり遊び」では、動く棒や障害物を目で追う追従性眼球運動(ついじゅうせいがんきゅううんどう:動くものを滑らかに目線で追いかける力)が強力に促されます。
目で捉えた情報に合わせて身体をコントロールする手と目の協調(視覚情報に合わせて手足や全身を正確に動かす力)が育つことで、手先の不器用さや運動の苦手意識が軽減されていきます!

4月の時点では障害物に足が引っかかったり、視線が定まらず手元がぎこちなかったお子様も、机上と運動のトレーニングを積み重ねたことで、今では目線をしっかりと先行させながら器用に身体をコントロールできる変化が見られています✨
【4】ご家庭でもできること:道具なしで今日から試せる「まねっこ体操」
ご家庭でお子様と一緒に今日から無理なく実践できるビジョントレーニングとして、道具を使わずに親子で楽しめる「まねっこ体操」をご紹介します。
保護者様がお子様の目の前に立ち、見本となって「片足をあげる」「手を上にあげる」といったポーズをとります。お子様には、保護者様の身体の動きを目で捉えて、同じポーズをまねっこしてもらいます。
慣れてきたら「膝を深く曲げる」「片足を床から浮かせてキープする」「肘を細かく曲げる」などの複雑なポーズを取り入れると、視認性と全身のコントロール力が同時に鍛えられ、よりゲーム感覚で楽しくステップアップできますよ✨ 1回1分から、ぜひおうちで試してみてください!
関連記事
🔹集中力・注意力を育てる!親子でできる運動遊び3選| 児童発達支援 SOU PERSONAL 北谷(北谷町)
✨「よく見る」ことは集中力を高めるためには必須!お家でできる運動もぜひチェックしてみてくださいね☺️
「身体を使った個別療育を体験してみたい」「見る力について専門的なアプローチを聞いてみたい」という方は、お電話または公式LINEから「相談・見学希望」とお気軽にお伝えください✨
【見学・ご相談を受け付けております】
「うちの子に合うだろうか」と迷われている段階で構いません。まずは一度、事業所の雰囲気を見にいらしてください。
児童発達支援 SOU PERSONAL 北谷
〒904-0116 沖縄県中頭郡北谷町北谷2丁目17番6号 Ryo Mansion 101号
TEL:080-9855-7306(担当:佐藤)
受付時間:9:00〜18:00