ストローの息吹きから広がる海の世界!バブルアートで高める巧緻性と達成感 | 児童発達支援 SOU FIRST 志真志(宜野湾市)
『吹く、見る、触れる』を楽しみながら、シャボン玉遊びに挑戦。遊びの中には、子どもたちの発達につながるたくさんの学びがあります。
児童発達支援SOU FIRST志真志(宜野湾市志真志)では、身近な素材を使った造形遊びがどのように子どもの感覚や自己表現の力を引き出すのか、その効果と支援のポイントを発信しております。
この記事は、「手先を使う作業が少し苦手かもしれない」「集中してひとつのことに取り組むのが難しいのかな」と、お子様の発達や日々の過ごし方にそっと寄り添いながら、温かい療育の場を探し始められた保護者様に向けて書いています。
『わぁ、きれいな色!』『今から何が始まるのー?』
「ふーっ」とストローに息を吹き込むと、カップからモクモクと膨らみ出した色とりどりの泡を見て、年長のお子様が「いっぱいあわできた!きれいな色になったね!」と目をごしごし擦るほどワクワクしながら見つめていました。本日の活動を通して、身近な絵の具とシャボン玉液を使った造形表現が、どのように子どもの手先の器用さや表現する意欲を引き出すのか、こうした日々の体験を通して、お子様一人ひとりの健やかな発達をサポートしています。

吹いて広がる色の世界!海をテーマにしたバブルアート制作
本日のメインアクティビティでは、水で薄めた絵の具とシャボン玉液を混ぜ合わせたオリジナルの溶液を使い、夏の海をイメージしたバブルアート制作を行いました。参加したのは年少から年長までの児童5名です。A4用紙を用意し、黄緑や水色、赤などの絵の具を入れた紙コップにストローを挿し込み、息を吹き出して作った泡を画用紙に優しく押し当てて独自の模様を描きました。約15分間の活動時間中、子どもたちは泡が弾ける不思議な模様に夢中になって取り組みました。その後、子どもたちが作った個性豊かな泡の模様を活かし、スタッフがダイバー姿のお子様の顔写真や海の生き物シールを組み合わせたしおりをプレゼント🎁完成品を目にした子どもたちは「あ!僕が海の中で泳いでる!」と大喜びでした✨

安全のための取り組み:イラストカードをつかって
絵の具や洗剤を使った活動を行う際、保護者様が最も心配されるのは「誤飲」や「液飛び」の危険性ではないでしょうか。児童発達支援 SOU FIRST 志真志(宜野湾市志真志)では、安全確保のために徹底した配慮を行っています。活動開始前には、「すう(吸う)」と「はく(吐く)」の行動を示したイラストカードを提示し、ストローで息を吐き出す練習を全員で3回実施しました。また、誤って息を吸い込んでしまっても液が口に入らないよう、側面に小さな切り込みを入れた安全仕様のストローを使用しています。さらに、子ども3名に対して職員1名を配置する手厚い見守り体制を敷き、誤飲のリスクを排除しました。室内はエアコンを26℃に設定し、15分ごとに水分補給と休憩を挟むことで、集中力が切れて思わぬ事故につながらないよう配慮しています。
発達の視点から:巧緻性と空間認識
バブルアート制作は単なる工作ではなく、発達を促す多くの要素が含まれています。専門的な視点から、特に重要となる2つのポイントを解説します。
1つ目は「巧緻性(こうちせい=手先や口周りの細かな筋肉を調整する力)」の向上です。ストローを唇でしっかり挟み、強すぎず弱すぎない力加減で一定の息を吹き続ける動作は、口唇や頬の筋肉に良い刺激を与えます。以前は力加減が難しく、一気に強く吹きすぎて泡を周りに飛び散らせてしまっていたAくんも、職員の「そーっと、優しく吹いてみようね」という声かけに応え、本日の活動では上手に息をコントロールしてコップいっぱいの綺麗な泡を作ることができました。これは将来的な構音(正しい発音)や食具のスムーズな使用にもつながる大切なステップです。
2つ目は「空間認識(くうかんにんしき=ものの位置や大きさ、広がりを頭の中で把握する力)」の育みです。泡を画用紙のどこに置くとどんな模様ができるかを試行錯誤する体験は、全体のバランスをとる感覚を育てます。後日、スタッフがダイバーや魚のシールをレイアウトした完成品を見た際、「僕の泡の横にサメが泳いでる!」と自分の作った模様と空間の関係性を嬉しそうに確認していました。自らの表現が素敵な形になる体験を通して、達成感と自己肯定感が大きく育まれます。
なお、児童発達支援SOUFIRST志真志(宜野湾市)で実践している身体のコントロールや感覚表現に関する取り組みについては、過去の事例も参考になります。ぜひゲーム感覚で体幹と反応力を育む!デジタル運動療育「トレキング」の魅力や、お出かけ課題について水遊びで笑顔弾ける!宜野座への旅で仲が深まるSummerVacationの記事も併せてご覧ください。
ご家庭でもできること
今日からご家庭で試していただける具体的な工夫として、「ストローを使った飲み物えらびごっこ」がおすすめです。おうちでジュースやお茶を飲む際、「今日は赤色と青色、どっちのストローにする?」とお子様に二択で選んでもらってください。自分の意思でストローを選択する行動は「自己決定感(自分の行動を自分で決めたという実感)」を育み、自立心や自己肯定感を高めます。さらに、日常的にストローを使って飲むこと自体が、当ラボで行った口周りのコントロール運動に自然と繋がります。特別な道具を買う必要はありませんので、毎日の食卓で楽しく取り入れてみてください。
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