「嫌がる」「気づかない」それにはワケがある!感覚過敏・鈍麻とは?|児童発達支援 SOU PERSONAL 北谷(北谷町)
「ブランコを強く漕ぐのが大好きで勢いよく揺れていたAくんが、そっと肩に触れると、少し驚いたようにピタッと身体を止めてこちらを見つめました。」
児童発達支援 SOU PERSONAL 北谷(沖縄県中頭郡北谷町北谷)では、お子様一人ひとりの「感覚」の感じ方に着目し、個別療育や様々な遊びを通して発達の土台作りを行っています。
この記事では、お子様の発達に大きな影響を与える「感覚過敏」と「感覚鈍麻」の詳しい仕組みと、当事業所で実践している安全なアプローチについてご紹介します。
【1】感覚過敏と感覚鈍麻とは?北谷で考える「感覚のバランスと発達への影響」
「服のタグや特定の触感を極端に嫌がる」「いくら転んでも平気な顔をして走り回る」「音や視覚情報に敏感で疲れやすい…」とお悩みではありませんか? 当事業所がある北谷町北谷エリアでも、こうした感覚の特性に関するご相談を多くいただきます。
人は本来、五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)や身体の位置を感じる感覚を通して周りの情報を取り入れ、環境に適応しながら発達していきます。しかし、脳での感覚の受け取り方や整理(統合)に偏りがあると、以下のような「感覚過敏」や「感覚鈍麻」の状態が生じます。

💡 感覚過敏・感覚鈍麻とは⁇
1. 感覚過敏(かんかくかびん)
周囲からの情報に対して脳が過剰に反応してしまう状態です。例えば、服の着心地(触覚)、小さな生活音(聴覚)、光の眩しさ(視覚)などを激しい不快感や「痛み・恐怖」として受け取ってしまいます。刺激から身を守ろうと警戒心が強くなったり、パニックや強い疲労感につながりやすくなります。
2. 感覚鈍麻(かんかくどんま)
周囲からの刺激に対する脳の感度が低く、情報を取り込みにくい状態です。ケガや痛みに気づきにくかったり(触覚・痛覚)、強く揺れたり身体を激しく動かさないと刺激を感じにくい(前庭覚・固有受容覚)という特徴があります。刺激を求めてじっとできずに動き回ったり、力の加減が難しくなることがあります。
日常生活や遊びの中で「発達に必要な正しい情報」を適切にキャッチしたり選定することが困難になり、得意なことと苦手なことの差が大きい「凹凸のある発達」になりやすい傾向があります。そのため、様々な遊びを通してバランスよく感覚を使い、脳を活性化させていくアプローチが不可欠です。
【2】安全のための取り組み:不快刺激の遮断とスモールステップでの感覚入力
感覚の過敏さや鈍麻さを持つお子様が安心して過ごすため、北谷町の当事業所では以下の安全配慮を徹底しています。
・イヤーマフやパーテーションの活用(過敏への配慮):
強い音や周囲の視覚情報で脳がオーバーヒートしないよう、落ち着いて過ごせる個室環境や刺激を調整する道具をあらかじめ用意し、安心できる環境を整えます。
・身体の安全確認と段階的な触れ合い(鈍麻への配慮):
感覚鈍麻のお子様はケガや痛みに自分で気づきにくいため、スタッフがこまめに全身の安全観察を行います。刺激を与える際もいきなり強く触れず、事前に入念な声かけを行ってからスモールステップでアプローチします。
【3】発達の視点から:遊びを通して脳を刺激する「触覚・固有受容覚へのアプローチ」
当事業所(SOU PERSONAL 北谷)では、感覚の偏りによる生きづらさを軽減するため、以下の2点に着目して感覚刺激プログラムを実施しています。
① 固有受容覚(こゆうじゅようかく)を刺激する運動遊び
身体の関節や筋肉で自分の位置や力の加減を感じ取る固有受容覚(自分の身体の位置や動作、力の入れ具合を把握する感覚)が鈍麻だと、物に強くぶつかったり力加減が難しくなります。
重い荷物を運ぶ遊びや、サーキット運動で全身の筋肉をしっかり使う取り組みを通し、脳に明確な感覚情報を届けて動作の滑らかさを整えます。

② 触覚(しょっかく)を活用した安心感と情報整理
皮膚を通して感じる触覚(ものの触り心地や温度、圧力などを感じる力)にアプローチし、脳へダイレクトに正しい感覚刺激を入力します。

4月の時点では特定の素材に触れるのを嫌がったり、身体を触られると急に緊張していたお子様も、段階的な触覚遊びを積み重ねたことで、今ではリラックスした表情で様々な遊具に自分から触れて遊べる変化が見られています。
【4】ご家庭でもできること:道具なしで試せる「タオルを使ったスキンシップ遊び」
目に見える情報や耳から入る音の情報は、感覚に偏りのあるお子様にとって「情報」としてうまく認知されにくい場合があります。一方、肌に直接触れるスキンシップ遊びは、ダイレクトに脳へ伝わるため情報として認知されやすく安心感に直結します。
ご家庭では、身体の中で一番抵抗なくスキンシップを受け入れやすい「腕」や「肩」からアプローチするのがおすすめです。

- 手順1: お子様の肩や腕など、触る部位の上に優しくフェイスタオルを置きます。
- 手順2: タオルの上から優しく適度な圧をかけて「ぎゅっ、ぎゅっ」と握ったり、マッサージをします。
肌感覚から直接アプローチすることで、お子様が自分の身体感覚を掴みやすくなり、心がすーっと落ち着く効果がありますよ✨ 今日の夕方、1分からぜひ試してみてください!
「うちの子の感覚の偏りについて相談したい」「個別に合った感覚遊びを体験したい」という方は、お電話または公式LINEから「相談・見学希望」とお気軽にお伝えください✨
【見学・ご相談を受け付けております】
「うちの子に合うだろうか」と迷われている段階で構いません。まずは一度、事業所の雰囲気を見にいらしてください。
児童発達支援 SOU PERSONAL 北谷
〒904-0116 沖縄県中頭郡北谷町北谷2丁目17番6号 Ryo Mansion 101号
TEL:080-9855-7306(担当:佐藤)
受付時間:9:00〜18:00
“`