「ダメ」より伝わる声かけとは?視覚的ルールで楽しむ海遊び|放課後等デイサービス SOU NEXT牧港(浦添市)
夏休みが明けた土曜日のお昼すぎ☀️
沖縄県浦添市の放課後等デイサービス「SOU NEXT牧港」の子どもたちは、宜野湾のトロピカルビーチへお出かけしました。
海に入ると、浮き輪に乗って気持ちよさそうにぷかぷかと浮かんで遊んでいます。
今回の活動では「海に入る深さは腰の高さまで」という具体的なルールを決めていました。しかし、浮き輪に乗って遊んでいると足が底から離れるため、だんだんと自分がいる場所の深さがわかりにくくなってきます。
そこでスタッフは、お子さまの様子を見守りながら「今の深さは大丈夫かな?」と適宜声をかけました。その声にハッとしたお子さまは、自分で足をついて深さを確認し、また安心して遊びに戻っていくという、とても頼もしい場面がありました。
お子さまの発達に少し不安を感じ始め、「うちの子は海のような広くて開放的な場所で、ルールを守って遊べるだろうか?」と心配される保護者様もいらっしゃるかもしれません。今回は、そんな不安を安心に変える「SOU NEXT牧港」の海遊びの工夫とサポートについて、詳しくご紹介します。

何をしたか
今回は、広くてきれいな砂浜が広がる宜野湾のトロピカルビーチにお出かけし、1時間ほど「海遊び」を行いました。
広大な海で遊ぶ際、子どもたちにとって一番難しいのは「どこまで行っていいのか」という境界線を理解することです。そこで今回は、遊んでいい範囲を「遊泳区間のネットから、砂浜に敷いた青のブルーシートの範囲内」とし、さらに「深さは腰まで」と明確に設定しました🤝
子どもたちは、お友達同士で楽しく水をかけあったり、浮き輪を使って波に揺られてぷかぷか浮いたり、一生懸命泳いでみたりと、それぞれのペースで海を大満喫していました。そして何より素晴らしかったのは、子どもたち自身が「深さは大丈夫かな?」「青いシートはどこかな?」と、時折砂浜の方を振り返りながら、自分たちで範囲を意識して遊ぶ姿がたくさん見られたことです。


安全のための取り組み
海や川など、水辺での活動は楽しい反面、常に危険と隣り合わせです。SOU NEXT牧港では、お子さまの安全を第一に守るため、以下の3つの取り組みを徹底して行いました。
1. 入っていい範囲を「視覚的」に提示する
言葉だけで「遠くに行かないでね」と伝えるのではなく、砂浜に目印となる「青のブルーシート」を敷き、海上のネットと合わせて「ネットからブルーシートまでが遊んでいい場所だよ」と目で見てわかるように設定しました。
2. 役割を分担したスタッフの配置
スタッフ全員が同じ場所に固まるのではなく、危険度に応じた役割分担を行いました。3人のスタッフは腰や膝あたりの「深めの場所」に、1人は「浅瀬」に、もう1人は「砂浜から全体を見渡す」という体制をとり、死角ができないように見守りました。
3. 具体的な禁止事項とルールの徹底
活動前にお子さまたちへ「お友達を押すこと」「水に沈めること」「おぼれたふりをすること」は絶対にしないというお約束をしました。もしこれを行ってしまった場合は、一度砂浜に上がってお休みするというルールを明確にし、安全な遊び方を徹底しました。


発達の視点から
今回の活動では、お子さまたちが混乱せず安心して過ごすための「視覚的・肯定的なルールの提示」という重要な発達支援の視点を取り入れています🌱
集団活動において、「危ないことをしないでね」「深いところへ行かないでね」といった、ふわっとした否定的な言葉でルールを伝えてしまうと、お子さま一人ひとりの頭の中で「危ないことの基準」や「深いところの基準」が変わってしまいます。ルールが個人の裁量になってしまうと、意図せずルールを破ってしまったり、不安から動けなくなってしまったりすることがあります。
そこで今回は、「青いシートの間にいること」「腰の深さまで」と、目で見て判断できる具体的な行動を提示しました。これにより、お子さま自身が「今、自分は正しい行動ができている」と自信を持つことができ、結果として、開放感のある楽しい場所でもしっかりとルールを守って遊ぶことができたのです。
ご家庭でもできること
今回お伝えした「肯定的な言葉で伝える」という工夫は、ご家庭での日常的なコミュニケーションにもすぐに取り入れていただくことができます😊
具体的な行動:
お子さまが室内や廊下を走ってしまった時に、「走らない!」と注意するのではなく、「ここでは歩くよ」と伝えてみてください。
それが良い理由:
「走る+しない」という否定の言葉は、一度頭の中で「走る」姿を想像してからそれを打ち消す必要があるため、伝わりにくいことがあります。初めから「歩く」という「やってほしい具体的な行動」を提示することで、お子さまはどうすればいいかがすぐにわかり、スムーズに行動を切り替えやすくなります。
よくあるご質問
Q. 子どもの発達に不安を感じ始めたばかりですが、見学や相談は可能ですか?
A. もちろん可能です。診断が下りていなくても、「少し言葉がゆっくりかもしれない」「集団行動が苦手みたい」といったご相談から見学に来られる保護者様も多くいらっしゃいます。まずはお子さまの様子をお伺いしながら、当施設でどのようなサポートができるかをご提案させていただきます。
Q. 海や公園などの外出活動で、パニックにならないか心配です。
A. 外出に不安があるお子さまには、事前に写真を使って行き先を伝えたり、今回のように「目で見てわかるルール」を準備したりと、見通しを持てるような手厚いサポートを行っています。お子さまのペースに合わせて少しずつ慣れていけるよう支援しますので、ご安心ください。
まとめ
宜野湾のトロピカルビーチでの海遊びを通して、子どもたちは自然の中で思い切り体を動かす楽しさを味わうと同時に、目で見てわかるルールを活用することで、自分自身で行動をコントロールする力を育むことができました🍀
放課後等デイサービス「SOU NEXT牧港」では、お子さまが「どうすればいいか」を迷わずに安心して活動できる環境づくりを大切にしています。ふわっとした指示ではなく、具体的で肯定的な声かけを徹底することで、お子さまの「できた!」という自信を一つひとつ積み重ねていきます。
「うちの子に合ったサポートをしてくれる施設を探している」「発達について悩んでいるけれど、どこに相談していいかわからない」とお悩みの保護者様は、決して一人で抱え込まず、ぜひ一度私たちにご相談ください。施設のご見学やご相談は随時受け付けております。スタッフ一同、お子さまと保護者様にお会いできることを心よりお待ちしております。
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