学校で子どもに合った支援を受けるには?相談方法と関係機関との連携|SOU PERSONAL北谷(北谷町北谷)
テストを握りしめて来所したAくんが、「テストでいい点数取れたよ!!」と嬉しそうな笑顔で学校での頑張りを伝えてくれました。
児童発達支援 SOU PERSONAL 北谷(沖縄県中頭郡北谷町北谷)では、学校生活での困り感に寄り添い、一人ひとりに合わせた環境調整や支援を行う個別療育を提供しています。
この記事では、元小学校教諭が実際の学級で見られる困りごとの背景や学校で受けられる合理的配慮の仕組み、学校・児童発達支援/放課後等デイサービス・家庭それぞれの視点、そして相談支援員や学校窓口を活用した具体的な連携手順について詳しくご紹介します。
【1】実際の学級で見られる困りごと
「授業中に落ち着いて座っていられない」「先生の話を聞いているはずなのに指示通り動けない」「勉強についていけず学校に行きたがらない」とお悩みではありませんか? 当事業所がある北谷町北谷エリアでも、小学校での学習や行動、友達関係に関するご相談を多くいただきます。
同じ「落ち着かない」「授業についていけない」という表面的な姿であっても、その背景にある困りごとはお子様一人ひとり異なります。
🔍 学校で見られる姿と、考えられる背景
① 授業中に立ち歩いてしまう
注意の維持、周囲の音などの感覚面、課題の難易度との不一致 など
② 一斉指示が通らない
言語理解やワーキングメモリ(作業記憶:頭の中で情報を一時的に保持して操作する力)、注意力の散漫 など
③ 学習についていけない
文字を読む・書く、数を理解するなど、学習の土台となる力の弱さや認知特性(情報の取り込み方の特徴)の不一致 など

授業の他にも「お友達とトラブル」「集団行動の難しさ」など学校生活全般に関わる困り感を抱えているお子様もいらっしゃいます。目に見える行動だけを責めるのではなく、お子様が「何に困っているのか」を正しく知ることが、適切な支援への第一歩となります。
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【2】合理的配慮とは?学校ではどんな支援が受けられる?
現在の学校教育では、障害のある子どもも、障害のない子どもも、できる限り共に学ぶことが大切にされています。その中で、障害によって学習や学校生活に困難がある子どもが、他の子どもと平等に学べるよう、必要に応じて学び方や環境を調整することを「合理的配慮」(ごうりてきはいりょ)といいます。

🏫 学校で受けられる合理的配慮の具体例
・一斉指示が分かりにくい: 個別の声かけ、イラスト・カードなどの視覚的構造化、座席の配慮
・板書が間に合わない / 書く負担が大きい: プリント配布、タブレット活用、書く量の調整
・教科書やテストを読むことが難しい:教科書読み上げ機能の使用、ルビ振りのテストの使用
・周囲の刺激が気になる: 座席の配慮、パーテーションの活用
・切り替えが難しい:予定の事前予告、 タイマーやカードでの視覚的なスケジュール活用
合理的配慮を検討する上で、押さえておきたいポイントは以下の通りです💡
🛡️ 合理的配慮のポイント
・診断名の有無だけで判断されるものではなく、障害による困難や必要な調整を踏まえて検討すること
・本人・保護者と学校が対話しながら、具体的な方法を考えること
・希望した方法が必ずそのまま実施されるとは限らず、学校の状況も踏まえて調整、合意形成を図ること
(クラスの実態によっても変わるため、学校側の状況も踏まえることが重要です。)
【3】学校・放デイ・家庭、それぞれの視点
お子様を取り巻くそれぞれの場所では、把握しやすい姿や環境が異なります。
- 学校: 集団での学習、授業参加、友達関係、学校生活全体の様子
- 児童発達支援・放課後等デイサービス: 個別・少人数での活動、得意なこと、効果的だった環境調整や支援ツール
- 家庭: 日常生活、本人の本音や気持ち、学校から帰宅した後の疲労感や様子
例えば、「学校では一斉指示で動けない子が、放デイでは視覚的な手がかりがあることで自分から行動を始められる」というケースがあります。

これは学校の対応が悪いということではなく、集団の人数や刺激の量、支援ツールの有無などが影響しているためです。「なぜ場所によって姿が違うのか?」を考え、お互いの視点や効果的だった支援情報を共有することが連携の大きな役割です。
【4】家庭からできる学校と放デイの連携方法
保護者様が実際に連携を進める際は、「ご家庭で困りごとと希望をメモに整理して、学校へ連携の相談をすること」から始めてみましょう! 保護者様だけで直接学校へ伝えるのが難しい場合は、担当の「相談支援員(相談支援事業所の専門スタッフ)」にお願いして、学校と児童発達支援・放課後等デイサービスの間に入ってもらい調整や依頼を行ってもらうことも可能です。
保護者が連携をお願いする4ステップ
①困りごとの確認 → ②放デイでの支援方法を聞く(または相談支援員に調整をお願いする)→ ③情報共有を依頼 → ④モニタリング(支援の見直し)
情報共有を行って支援を実施した後は、「本人の負担が減ったか」を学校・家庭・児童発達支援/放課後等デイサービスで定期的に確認し、必要に応じて見直していくことが大切です。また、学校へのご相談時には、担任の先生だけでなく、学校に配置されている他教諭とも連携をすることが可能です!

学校での困りごとを、子ども本人や保護者様、担任の先生だけで抱え込む必要はありません。学校・家庭・児童発達支援/放課後等デイサービス・相談支援員がチームとなって繋がり、お子様が安心して楽しく学べる環境を一緒に作っていきましょう✨

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