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子どもの偏食の原因とは?食べない理由と対応策を解説!|児童発達支援 SOU FIRST経塚(浦添市)

SOU FIRST 経塚

せっかく作ったごはんを食べてくれず、毎日の食事づくりに悩んでいませんか?沖縄県浦添市の児童発達支援 SOU FIRST経塚でもお子さまの偏食や食わず嫌いについて保護者さまからご相談をいただくことがあります。

今回は、「クッキング課題」の取り組みを通して、食への苦手意識を和らげる工夫や、今日の夕方からご家庭で試せる具体的な対応策についてご紹介いたします!

 

苦手な食べ物にも、子どもなりの理由があります

同じ野菜でも、味が苦手な子、においが気になる子、口に入れたときの食感が苦手な子がいます。大人にとっては何でもない食べ物でも、子どもにとっては不安や抵抗を感じるものかもしれません。また、初めて見る食べ物に警戒したり、以前に食べて嫌な思いをした経験から避けたりすることもあります。そんなとき、「一口だけ食べてみよう!」と声をかけたくなることもありますよね。

しかし、まずは子どもの気持ちを受け止めることが大切です。

「このにおいが気になるのかな?」「この食感が苦手なのかな?」と様子を観察することで、その子に合った関わり方が見えてくることがあります。食べない姿を否定するのではなく、苦手な理由を知ろうとすること。それが、食への第一歩につながります。

 子どもの偏食が起こる理由

1. 感覚の敏感さ(味覚・嗅覚・触覚)の影響
食べ物の味や匂い、色、形、食感に敏感なため、特定の食材を苦手に感じることがあります。例えば、野菜の独特な匂いや、きのこの柔らかい食感、口の中で広がる食べ物の感触などが苦手で、食べることに抵抗を感じる場合があります。

2. 初めての食べ物に対する不安や警戒心
見慣れない食材や、普段食べているものと違う見た目・味に不安を感じ、食べることを避ける場合があります。食べ慣れたものを好み、初めての食べ物を警戒することは、子どもの発達過程で見られることもあります。まずは見る、触れる、匂いを嗅ぐなど、食べる前の経験を重ねることが大切です。

3. 食事経験や過去の経験による苦手意識
以前に食べたときに嫌な味や食感を感じたり、食事中に無理に食べることを求められたりした経験が、苦手意識につながる場合があります。また、食材に触れたり、調理に参加したりする経験が少ないことで、食べ物への興味を持ちにくいこともあります。無理に食べさせるのではなく、クッキングなどを通して食材に親しみ、安心して食事に向き合える経験を増やしていくことが大切です。

お米せんべい作りで楽しく食に親しむ

SOU FIRST経塚では、クッキング課題を通して「お米せんべい作り」を実施しました。今回は、1人あたり100gの炊き立てごはんをお皿に用意し、自分の手で揉んだり平らに伸ばしたりする調理工程に挑戦しました。

普段は白いごはんを見るだけで「いらない」と拒絶してしまうお子さまも、自分で揉み込んで醤油で香ばしく焼いたせんべいが完成すると、「自分で作った!」と誇らしげな笑顔を見せていました。直接食材に触れて形が変わる面白さを体験することで、食への拒否感が和らぎ、自発的に味わおうとする姿勢が引き出されています。

発達の視点から:お子様のペースに合わせたかかわり方

1. モデリング(観察学習)による安心感の芽生え

半年前の活動では、初めて見る食材や調理の場面に対して強い拒否感があり、食材が入った袋を見ただけで「嫌だ」と席を離れてしまうお子さまがいました。しかし、周りのお友達が楽しそうにごはんを押し潰す姿を離れた場所から観察することから始め、段階的に触れ合えるよう支援を重ねてきました。その結果、今回の「お米せんべい作り」では自ら進んでごはんをぎゅっぎゅっと平らに伸ばし、笑顔で調理を楽しめるようになりました。

  • 専門用語の翻訳:心理学でいう「モデリング」。大人から言葉で「大丈夫だよ」と指示されるよりも、身近なお友達が楽しそうに行っている様子を目で見て真似することで、「安全なんだ」「自分もやってみたい」と安心感を得て行動につながる現象のことです。

2. スモールステップ(段階的脱感作)による課題の分割

食べることに対して強い緊張や不安を持つお子さまに対して、「食べる」という最終目標を細かく分け、見る・触るといった心理的負担の少ない体験から段階的に慣れていく関わりを大切にしています。

  • 専門用語の翻訳:行動療法における「脱感作(だっかんさ)」。強い苦手意識がある対象に対し、いきなり成果(口に入れること)を求めず、まずは遠くから見る、近くに置く、手で触れるなど、負担の少ない小さな段階(スモールステップ)を踏みながら恐怖心や抵抗感を少しずつ和らげていくアプローチのことです。

子供たちが安全に活動するための取り組み

子どもたちが楽しみながら安全かつ衛生的にクッキングに参加できるよう、以下の環境づくりを徹底しています。

・活動スペースの確保と衝突防止:調理の前にはイラストの手順表を使い、石鹸を用いた丁寧な手洗いを徹底しました。加熱工程では電子レンジを使用し、火傷のリスクを抑えながら短時間で安全に調理を行いました。

・職員による見守りと声かけ: 加熱直後の熱い皿や出来上がったせんべいを取り出す際は、必ず職員が付き添ってヤケドを防ぐ配慮をしています。また、身体に合った椅子と机を用意して足裏を着けられる正しい姿勢を整え、喉詰め(誤嚥)を防ぎながら安心して食べられる環境を整えました。

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「食べてみたい!」を育てる、ご家庭での声掛けのコツ

今日の夕方、お子さまがごはんを食べる前の準備の時間に、ぜひ「苦手な食材を一口食べるのではなく、お皿の上に1個だけ載せてもらう」ことを試してみてください。

「食べなさい」と促すのではなく、「今日はお野菜を1個トッピングしてみようか?」とゲーム感覚でお願いしてみます。口に入れなくても、触れたりお皿に載せたりできただけで「手伝ってくれてありがとう!」としっかり褒めてあげましょう。食べる前段階の「見る・触れる」経験を褒められることで緊張がほぐれ、食卓へ向かう自信につながります。

ご家庭は、お子さまにとって何よりも「ホッと安心できる場所」であってくれればそれだけで十分です。お子さまの確かな成長の土台を築き、保護者様が少しでも心のゆとりを持って笑顔でお子さまと向き合えるよう、私たちSOU FIRST経塚は全力でサポートさせていただきます(^^♪

不安や疑問があれば、いつでもお気軽にご相談ください✨

 

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